國府祭

國府祭は、浜降祭と並ぶ二大神幸祭の一つです。この祭典では、古く国府庁が置かれた中郡大磯町国府本郷にある神揃山(かみそりやま)と、麓の大矢場(おおやば)に相模國を守る五社の神社が集まり、神事が行われます。中でも、一之宮寒川神社と二之宮川勾神社の一之宮争いを儀式化した古式「座問答」が特に有名で、三之宮・比々多神社宮司により「いずれ明年まで」と仲裁され神事が締めくくられます。神奈川県無形民俗文化財指定。