新嘗祭

新嘗祭は、神社で斎行される恒例祭典のうち最も重儀とされる「三大祭」の一つで、秋の豊かな稔りに感謝申し上げるお祭です。春に行われる「祈年祭」と対をなし、「秋祭り」とも呼ばれます。祭典では、近隣の生産者より丹精込めてつくられた新米・野菜など様々な農産物がところ狭しと神前に並べて奉納され、五穀豊穣を感謝します。当日は氏子が多く参列し、神職は正服である衣冠単を身にまとって奉仕を行い、厳粛な雰囲気の中で進められます。